人生って何だ?!

19才の時

どんな進路に進むか、

自分は何がやりたいのか?
あれもこれもいいな~と

決められずにいました。


友達は、保母さんになりたい。

CA(客室乗務員)になりたい。

夢があるのって羨ましい!

目標があるっていいな。

皆がキラキラしているように感じました。

 

でもお仕事が人生の終着点ではない。

人間どう生きるかだ。

むしろどういう人になりたいか。

母の薦めで高校の時に

三浦綾子の「塩狩峠」を読んで、

こういう生き方、人生があるんだと感動しました。

涙がボロボロこぼれました。

自分は主人公のように咄嗟の判断ができるだろうか・・・。

 

主人公のお父さんが亡くなる時

「私の言った事、成した事すべて遺言である」と残しました。

 主人公のように他人に影響を与え

自分を犠牲にする生き方もありますが

その主人公の親が

どういう生き方なのか見つめずにはいられませんでした。

最後に、この短い一文に

たくさんの物が詰まっている。

これだけを残す・・・。

日々を誠心誠意、生きた証のようでかっこよく感じたのでした。

 

人生において大事な事は、

どのように生きたか。

一度しかない人生を価値あるものにしたいですね。